咬めた・・・、けど?



大変な思いをして、インプラントの手術と処置が終わりました。
全てが完了し、いよいよ新しい歯で生活する時が来ましたね。
多分、一番楽しみなのは食事ではないでしょうか。
今まで入れ歯だったり、歯が無くて咬めなかったのですから、しっかりと咬んで食事をしようと思ってるはずです。

では実際に食べてみた感想はいかがですか。
多分、何かしら違和感を感じてるのではないでしょうか。

すぐに慣れてしまう場合も多いのですが、やはりしばらくは変な感じが残ります。
その原因は、歯を支えている骨と直接にくっついてる事で起こる、脳への刺激の変化です。

人間の歯は、歯根膜で骨とつながっています。
これはクッションの役割もしているので、硬いものを咬んだときの衝撃が直接に脳へ届かないようにしています。
しかしインプラントは骨とくっついてる金属です。
咬んだときの衝撃は、直接に脳へと響きます。
この感覚が変な違和感をもたらすのです。

咬む刺激と言うのは、脳への適度な信号ですので、ボケ防止にもなります。
しかしその刺激は、ごつんごつんとしたものではなく、こんこんと軽く響く程度のものです。
インプラントで咬んだときの衝撃は、頭の骨をかなづちで叩くような感じになります。

その違和感には慣れるまで時間がかかるでしょう。
インプラントの処置が終わった後で話を聞くと、多くの人がこの違和感を訴えます。
人工的な歯根膜の開発も行なわれていますが、人間の歯と全く同じ機能を持つものが出来るのはしばらく時間がかかりそうです。

photo by: memsahib 313
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いよいよ歯が入る



歯を失ってインプラントで回復する場合、注意しておくべきことがあります。

インプラントを入れたら歯が出来ると思っていますが、そうではありません。
インプラントとは、骨の中に入ってる金属(チタン)の部分だけです。
つまり上に入る歯は含まれません。
ここはよく勘違いされています。
手術して、インプラントが入ったらすぐに咬めると思ってる人も多いですね。
スポーツ選手が肘や膝の手術をして、すぐに走ったり投げたり出来るでしょうか。
手術が終わったら、厳しいリハビリが始まります。
それと同じで、インプラントも手術が終わったら、まずは治癒期間が必要です。
完全に骨とくっつくのを待つのです。それから再検査を行ないます。
この間、歯はありません。口の中にはまだ何も出来てないのです。

再検査で骨とインプラントが融合してるのが確認できたら、2度目の手術です。
これはインプラントの一部を口の中に見えるようにするものです。
それが終わったら、見えてるインプラントの頭に歯をつける作業に入ります。
ここでようやく歯が出来てくるのですね。

でも、いきなり歯を入れるわけにはいきません。まずは仮歯です。
これで咬んでも大丈夫なのかチェックします。
インプラントが骨と融合してるのかどうかは、この段階でも調べます。
咬んでも痛くなく、動いたりしなければ、いよいよ最終の歯が入るのです。
ここまで最短でも2ヶ月かかります。
歯を失うのは一瞬ですが、作るのは時間が必要ですよね。

photo by: John Morton
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