歯が無くなったらすぐに行なうこと
歯医者さんで歯を抜くことは日常茶飯事です。
抜かれる患者さんには、そんなに何回も行なって欲しくないことですけどね。
親知らずを抜いた後、何か入れる必要はあるでしょうか。
いえ、殆ど何もしないはずです。
親知らずは、人間が咀嚼や噛み締めの動作を行なうときに関係していない事が多いところです。
歯の能力はあっても、機能に役立っていないのです。
そのような歯は失っても、放置して構いません。
しかし前歯を抜いて放置する人はいませんよね。
かみ合わせの問題もありますが、見た目が悪すぎます。
すぐに仮の歯を作って入れてくれるはずです。
奥歯でも同じです。抜いて放置すると、隣にある歯が傾いて倒れてしまいます。
歯と言うのは、隣の歯と押し合っていますので、片側が無くなると、そちらへ倒れる性質があるのです。
ですので、出来るだけ早い時期に歯を回復する必要があります。
もし歯が移動してしまうと、戻すのは大変時間がかかりますし、戻せないケースもあります。
歯の位置はかみ合わせに重要で、他の場所では上手く機能できません。
歯を抜いたり、治療で歯を削った場合でも、仮歯を入れて咬み合わせを狂わないようにするのです。
特に上下の歯の位置が狂うと、後で歯を入れる時に非常に苦労します。
歯を抜いたら、早めに歯医者さんと相談して、何を入れるかを決めておきましょう。
本当は抜かないのが良いのですが、保存できないものを残すと、かえって悪影響が出ますからね。
早期発見、早期治療が大切です。
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2012年4月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:人の歯の話