選択肢は3つ



歯を失うと言うのは、多くの場合が歯医者さんで抜歯されることです。
事故などで失うこともありますが、そういったケースはあまり多くありません。
たいては虫歯や歯周病の悪化で、保存することが出来なくなって抜歯に至ります。

確かに歯を失うことはつらいのですが、保存できない歯を残しておくと、さらに状況は悪化してしまいます。
虫歯の歯は、虫歯を媒介する原因となるので、他の歯に虫歯が移動していきます。
よく、虫歯を放置してる人がいますが、これは虫歯を自分で増やしてることになりますよ。

歯周病でグラグラになった歯も同様です。
歯周病菌が歯の周囲に大量に付着してるので、それが他の歯を悪くしてしまいます。
保存できない歯は、残しておくべきではありません。他の歯を守るために抜くのです。

抜いたあとは、早く何かを入れて歯の移動を食い止めます。
歯と言うのは、そのまま放置してると移動する性質があるのです。

歯医者さんで相談すると、三つの選択肢が出てきます。
まずは入れ歯。どんなに沢山の歯が抜けても、入れ歯を作ることが出来ます。
全ての歯を失っても、とりあえずは入れ歯で回復できますね。

次にブリッジです。これは抜いた歯の前後にある歯を削り、金属で連結することで無くなった歯の代わりを作ります。
まだ残ってる歯が多く、しっかりと咬めるのであれば、このブリッジを入れる人が多いですね。
ただし、金属を連結するので、銀色が目立つようになります。

最後にインプラントです。
これは無くなった歯の部分に、金属製の小さなネジを埋め込んで、人工の根を作る方法です。
最新ですし、もっとも良い選択枝ですが、保険治療が出来ないので高額になります。

photo by: Douglas R Witt

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2012年4月27日 | コメント/トラックバック(0) |

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歯が無くなったらすぐに行なうこと



歯医者さんで歯を抜くことは日常茶飯事です。
抜かれる患者さんには、そんなに何回も行なって欲しくないことですけどね。

親知らずを抜いた後、何か入れる必要はあるでしょうか。
いえ、殆ど何もしないはずです。

親知らずは、人間が咀嚼や噛み締めの動作を行なうときに関係していない事が多いところです。
歯の能力はあっても、機能に役立っていないのです。
そのような歯は失っても、放置して構いません。

しかし前歯を抜いて放置する人はいませんよね。
かみ合わせの問題もありますが、見た目が悪すぎます。
すぐに仮の歯を作って入れてくれるはずです。

奥歯でも同じです。抜いて放置すると、隣にある歯が傾いて倒れてしまいます。
歯と言うのは、隣の歯と押し合っていますので、片側が無くなると、そちらへ倒れる性質があるのです。
ですので、出来るだけ早い時期に歯を回復する必要があります。
もし歯が移動してしまうと、戻すのは大変時間がかかりますし、戻せないケースもあります。

歯の位置はかみ合わせに重要で、他の場所では上手く機能できません。
歯を抜いたり、治療で歯を削った場合でも、仮歯を入れて咬み合わせを狂わないようにするのです。

特に上下の歯の位置が狂うと、後で歯を入れる時に非常に苦労します。
歯を抜いたら、早めに歯医者さんと相談して、何を入れるかを決めておきましょう。
本当は抜かないのが良いのですが、保存できないものを残すと、かえって悪影響が出ますからね。
早期発見、早期治療が大切です。

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2012年4月19日 | コメント/トラックバック(0) |

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