再検査をします
治療後、治癒期間の終わりごろに再検査を行ないます。
この検査は、埋入したインプラントが骨とくっついたのかどうかを調べるためです。
まずはレントゲンを撮影します。これでだいたいは分かりますね。
先生にレントゲンを見せて貰って説明を受けると思いますが、インプラントが骨の中にあるのが映ってると思います。
そのインプラントを拡大すると、周囲にうっすらと黒い線が見えます。
歯でもおなじなのですが、周囲に少しだけ黒い線があります。
これは歯根膜の部分で、わずかですが骨が無いのです。
インプラントでは骨とくっつきますから、黒い線は極力薄いほうが良いのです。
インプラント手術が終わった直後と見比べて、黒い線が薄くなっていれば、骨とくっついてると言えるでしょう。
あとは口の中を調べます。
傷口が開いてないかどうか、インプラントの頭が見えてる場合もありますが、それは問題ではありません。
もし、インプラントの部分から歯ぐきが炎症を起こしていたり、膿が出ていたりすれば要注意です。
内部で炎症を起こしています。これは失敗の可能性が高いのです。
抗生物質を呑んで炎症を抑えますが、インプラントの周囲が感染を起こすと、骨とはつかなくなります。
器具でインプラントを押さえて動かし、動揺が無いか調べます。
周囲の骨や歯ぐきに痛み、腫れ、熱が無いかどうか見ます。
以上で問題が発見されなければ、いよいよインプラントを見えるようにする手術に入ります。
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2014年9月29日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:インプラント治療の流れ