しばらくお休みですね
ちょっと話は前後しますが。
インプラントの処置が終わったら、治癒期間があります。
骨の状況などで変わりますが、数ヶ月間は何もしません。
途中でレントゲンによる検査はありますが、基本的には何もすることが無いのです。
このように書くと弊害があるので、もう少し詳しく説明します。
治癒期間は、骨の中に入ったインプラントが骨とつく大事な時間です。
この期間中に、治療部位に大きな力がかかると、せっかくくっつこうとしていたインプラントと骨がはがれてしまいます。
ですので、治療中のところは極力安静にするよう、説明があります。
どのくらいの期間かと言うと、最低2週間です。
この2週間が、骨とインプラントの最初の接合が行なわれる時間となります。
ある病院でインプラントを行った人が、2週間の間に治療中の部位でものを咬んでいたそうです。
後日、検査をしたら骨と全くくっついていなかったので、インプラントを抜かなくてはいけませんでした。
”なぜ咬んだのですか”と医者に聞かれて、
”だって、咬めたから”と答えていました。
医者の注意を全く聞いていなかったのです。
治療は患者さんが受けるものですが、重要な注意を守れない場合は、処置を受けるべきではありません。
治癒期間は、インプラントにとって非常に大事な時期なのです。
医者の話は、必要な情報を患者さんに伝えて、事故が起こらないようにしてるのです。
処置を受ける前に、説明はしっかりと聞くようにしましょう。
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2014年8月27日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:インプラント治療の流れ