骨にくっついたら二度目の処置
ここから2次オペに入ります。
これはインプラントの頭を、口の中に見えるようにする手術です。
完全に歯ぐきの中に埋もれているインプラントが見えるように、歯茎の一部を切りとり、穴を開けます。
切り取ると言っても、せいぜい4mmくらいです。
すると、インプラントの頭が見えて、穴が開いています。
この中に専用の器具を入れてネジを締めます。
なんとなく、金属製の歯が入ったような風に見えてきます。
これで新しい歯を入れる準備が整いました。
この前に、穴を開けた歯ぐきの治癒を待つ場合もあります。
金属の芯が見えたら、あとは普通の歯の治療と似ています。
口の中の型取りを行い、最終の歯を作るための模型を作ります。
これを技工所に送って、歯を作ってもらうのですね。
インプラントの良いところは、上に入れる歯を選べることです。
インプラントの処置を望む人は、とにかく歯を入れて咬めれば良いと言う人と、せっかく歯を入れるなら白い歯にしたいと言う人に分かれます。
ですので、最終に入れる歯を銀歯にする人もいますし、セラミックにする人もいます。
どちらでも手順は変わりません。
型を取って、歯を作って、入れるだけです。
この期間は、仮歯を入れてるかもしれませんが、それによって最終の歯の形と大きさを決めるためのテストを行なうこともあります。
失った歯の数が多ければ、それだけ複雑な処置になりますし、一本であればすぐに終わります。
どんな形、どんな歯並びになるのか分からないので、仮歯の間にだいたいの形を決めてしまうのです。
これで問題が無さそうなら最終の歯の形を決定します。
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2014年10月29日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:インプラント治療の流れ