かみ合わせは脳に影響する
皆さんは歯をしっかりと噛み締めることが出来ますか。
身体が健康でも、歯の咬みあわせが悪いと内臓にも悪影響が出ます。
歯をかみ締める力と言うのは、男性の場合は自分の体重と同じ力で咬みます。
だいたい60kgから70kgですね。女性も40kgくらいでは咬んでいます。
その力を受けるのが、6歳臼歯と呼ばれる、奥から2番目の歯です。
乳歯から永久歯に生え変わるとき、最初に出てくるのがこの6歳臼歯です。
身体が成長して、咬む力が強くなると出てくるのですね。
それから前歯が出ます。
6歳臼歯は、力が一番かかるところですから、その力が顎を伝わって脳に届きます。
前歯は食べるものの硬さを測るセンサーの役割をしています。
この二つの歯が最初に出てくることで、食事のときの感覚が養われます。
それと同時に脳に対して咬む刺激を伝えるのです。
この刺激が脳を活性化し、情緒や知性を育てる手助けをすると言われています。
新しく永久歯が出てきたとき、その歯をしっかりと守ってあげないと、すぐに虫歯で失ってしまいます。
早期に歯を失った子と、きちんと永久歯が揃っている子では、学力にも差があるそうですよ。
自分のことではなく、子供の歯を守るためにも、永久歯を守り、歯並びを整えることは重要です。
もし、歯を虫歯などで失った場合、すぐに代わりのものを入れるようにしましょう。
歯並びが悪くなるだけでなく、全身に影響が出ないようにするためです。
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2012年2月8日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:人の歯の話