いよいよ決断
歯を失ったときに、ドクターから回復方法の説明を受けたとします。
インプラントと入れ歯、そしてブリッジです。
その先生が行なう場合もあるでしょうし、専門医で手術を受けることもあります。
ですが、その前にそれぞれの治療法の利点欠点をしっかり理解して置いてください。
入れ歯は昔から作られています。保険治療ですし、どんなケースでも可能です。
入れ歯はプラスティックと金具で出来ています。
残ってる歯がある場合は、その歯に金具をかけて入れ歯を固定します。
普段は外しておくことも出来ます。
問題点は、歯ぐきで咬むので、痛みが出たりすることです。外れやすく手入れも大変ですね。
金具がかかってる歯がむし歯になりやすいのも欠点です。
ブリッジは、金属で出来た歯を連結したものです。
歯を失った場合、その前後にしっかりとした歯が残っていれば、両側の歯を削って金属でつなぎます。
無くなった歯を両側から支えて金属で回復すると考えて下さい。
保険治療ですが、銀歯が三つ以上つながります。神経が生きてる歯でも銀歯になります。
悪くない歯まで削るので、オーバートリートメントになります。
インプラントは、歯を失った部分にチタン製の金属棒を入れて根の代わりにします。
失った部分だけの治療になるので、余計な治療が不必要です。
人間の歯に近い機能を回復できますが、保険治療が出来ないので高額です。
治療期間も2ヶ月以上かかります。
ざっと書いてみましたが、詳しい説明は直接に先生からお聞きすることです。
何でも気になったことは聞いておきましょう。
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2014年5月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:インプラント治療の流れ
計画を作ります
診断と検査で問題がなければ、インプラント処置の計画を作成します。
まずは歯周病検査と治療です。
インプラントは歯周病が大敵です。もし歯周病で歯を失っている場合は、まず歯周病の治療から行ないます。
それから一次手術の日程です。
インプラントの処置は、
1次オペ、2次オペ、再検査、上部構造作成、セット、定期検査となります。
この流れに沿って計画を立案します。
事前の検査で骨が薄いと判断された人は、1次オペの前に骨を作る手術を行ないます。
これは半年ほどの治癒期間が必要ですので、治療期間が長期になります。
それが無ければ、歯周治療後に1次オペに入ります。
2次オペは、1次終了後の2ヶ月から3ヶ月でレントゲン検査を行い、その結果に問題がなければすぐに行ないます。
2次オペとは、歯ぐきの中に隠れてるインプラントの頭を出す処置です。
歯ぐきに穴を開けるので、その傷が治るのを1週間ほど待ちます。
それから人工の歯を作る作業に入ります。
ここからは大体2週間くらいで完了します。
歯が入れば、あとは定期検査になります。
インプラントは感染症に弱いので、定期的なクリーニングと検査が必要です。
人間の歯と違って、炎症を起こしても痛みが無いので、自分でトラブルに気がつきにくいのです。
早めに見てもらうのが良いでしょう。
だいたい、最初は2ヶ月から3ヶ月以内で確認を行います。
その後は調子が良ければ6ヶ月くらい間を空けることもありますが、普通は3ヶ月〜5ヶ月くらいで見ていきます。
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2014年4月17日 | コメント/トラックバック(0) |
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